誰かが見ている

毎年、1〜2回くらいニュースになるが今年もまた出た。高速道路の
不正通行だ。今回は首都高を1000回以上だという。

1回700円の通行料金として、単純計算しただけで70万円である。
これに罰金が加わる。最低でも100万円近い請求をされる訳か。

無職で金がなかったと言っているようだが、車の維持費とかガソリン代
とかはどうしていたのだろう。そもそも金がないのに、高速道路を利用
してどこへ行っていたのだ?

「いつかは捕まると思っていた」と言うくらいなら、初めからやるなよなぁ。
みんな結構な金額を出して車載器を購入したりしてるんだからさぁ。

こういうのって万引きと一緒で、1回やってみたら上手くいったから次も…って
癖になっていくのだろうか。

不正してばれないなんてことはない。アメリカほどではないにしろ、日本も
今や監視社会。いろんなところに監視カメラがあるのだ。

誰も見ていないと思っても、思わぬところにじっと見ている目があるのだ。
周りに人がいないからと油断して鼻をほじっていても、カメラに視られて
いるかもしれないね。笑。

『日本中枢の崩壊』(古賀茂明 講談社)を読み始める。

政権と官僚を遠慮なく批判し、国会にて呼ばれて証言すれば、あの仙石氏に
「彼の将来に傷をつける」と恫喝され、遂には所属する経産省から「辞めて
くれない?」と退職を勧告されているキャリア官僚・古賀氏の著作である。

今年5月の発行で6月には既に4刷。新刊書店で軒並み平積みになっている
だけあって、売れてるんだなぁ。久し振りに「旬な読書」である。笑。