並んで下さい

あ〜、飽きて来たというか、嫌気が差して来た。日本の政局観察である。
1.5次補正予算ってなんだよ?「顔が見たくないなら早く法案通せ」とか
言っちゃっているし、すっから菅首相ったら。

どこまで被災者・国民置き去りなんでしょうか。

自民党自民党で、慎太郎の息子がイタリアの反原発運動に対して
「ヒステリー」なんて言ってたな。だったら、石原家の隣に原発作ろうぜ。
安全なんでしょ?原発と日々の生活を共にして下さい。

もうねぇ、うんざりなんですわ。なので、ちょっと目線を変えて考えてみる。

海江田経産相と岡田幹事長、どっちの顔がより大きいのだろう。ふ〜む、
これはいい勝負か。取り敢えず、ふたりを並べて比較してみたいと思う
今日この頃である。

……誰が首相だろうと変わり映えしないんだから、とっとと復旧・復興支援を
実現させろよ。あぁ、くだらない。

原発ジプシー 被曝下請け労働者の記録【増補改訂版】』(堀江邦夫
 現代書館)を読み始める。

1970年代に美浜・福島・敦賀の各原発で、電力会社が言うところの
「協力会社」という下請けで働いた著者による告発潜入ルポである。

長らく絶版だったが、今回の福島原発事故に伴いまずは文庫版が
復刻。続いて文庫版で削除された部分も収録した本書が復刻した。

まずは美浜原発。「怪我をした人は電力さんに謝りに行ってもらいます」。
もう、これだけでおかしいでしょ。電力さんは偉いんだねぇ。