産まれた

先日、改題・文庫版で復刊した『原発ジプシー』が単行本でも復刊していた。
しかも文庫で削除された部分も収録して。がーーーーんっ!

文庫版、買っちゃったよ。でも、悩む間もなく手にしてレジに持って行ったんだ
けどね。結局、2冊とも書籍版サグラダ・ファミリアの建材になってます。汗。

閑話休題

昨日書いた友人ではない。一番上の姪が出産した。この件が今年初めの
我が実家の大問題であった。

姪16歳。昨年高校生になったのだが、夏休みが終わってからは学校に行く
こともなく休学状態でアルバイトをしていた。

妊娠が発覚したのは既に6か月が過ぎてからだった。我が妹が頭を抱えて
我が家に電話をして来たのが今年1月。この妊娠時期では産むしか選択肢
がなかった。

付き合っていた彼氏とは既に分かれており、当然のようにシングル・マザーで
ある。義弟はしばらく怒っていたが、現状をどうにか受け入れたようだ。

母子共に元気らしい。我が旦那は病院へ駆け付けたかったようだが、何人も
が入れ替わりに訪ねて行ったら姪も疲れるだろうと今日は止めておいた。

ま、なんにしてもめでたいではないか。新しい命が誕生したのだもの。
これから先、大変なことはたくさんあるだろうがすくすく育って欲しいね。

引き続き『サイゴン ハートブレーク・ホテル 日本人記者たちのベトナム戦争
(平敷安常 講談社)を読む。

ナパーム弾に焼かれ、全裸で駆けて来る少女。ベトナム戦争では多くの名作
写真が世に出たが、「戦争の悲劇」と題されたこの写真もそのひとつだ。

確かその後の彼女を追った本があったな。探そう。