読む<買う
昨日、新刊書店で見掛けた本が気になっていた。現金の持ち合わせがなくて
昨日は買えなかったのだが、小説類と違ってノンフィクションは見つけた時に
購入しないと、次に出会えるのは古本屋の棚だったりする。
なので、土砂降りの雨の中、地元の駅前まで散歩がてらの買い物である。
欲しかった本は残り2冊になっていた。間に合ってよかった。他に数冊の
新刊を加えてレジへ。
外へ出たところで「今川焼」ののぼりを発見。移動販売の車がファッションビル
の前に停まっているではないか。むふふ、おやつにしよう。小倉あん1個150円
也。即、購入である。
手渡された今川焼は手にずっしりと重い。それもそのはず。ほぼあんこ95%。
これはいかんだろう。今川焼というよりも、あんこをそのまま食べているような
ものだった。皮とあんこのバランスを考えてくれ〜。
胃が重くなったのでついでにリサイクル書店にも立ち寄る。チェックするのは
勿論、105円の均一棚。新書ばかりを10冊選んだ。
帰宅して書籍版サクラダ・ファミリアに本日の収穫品を積む。読むペースが
買うペースに追い付いていないって?いいんだ、本も人と一緒で一期一会。
見掛けた時が買い時なんだから。
それにしても、今月は少々買い過ぎたかも知れぬ。汗。
『レーニンの墓 ソ連帝国最期の日々 上』(デイヴィット・レムニック 白水社)
を読み始める。
アメリカと肩を並べた大国・ソ連が崩壊したのは1991年。ゴルバチョフをはじめと
した当時の指導者や反体制派の人々への取材を重ね、機能不全に陥った大国の
崩壊の過程を描く。