学生街の喫茶店

きっかけはプリン・アラ・モードだった。問い合わせも落ち着いて来た派遣先の
午後、突然、隣のスタッフが「プリンが食べたい」と言い始めた。

私は先日食べたぞ。我が旦那特性プーチンプリンだったけど。笑。

その食べたいプリンというのが、市販のカップ入りプリンではなく喫茶店
出て来るプリン・アラ・モードであった。

うん、無性に食べたくなることがあるよね。プリンに生クリーム、各種フルーツ
でデコレーションされてて、どことなく贅沢な感じのアレ。

そんな話をしていたものだから、懐かしの喫茶店メニュー列挙タイムに突入だ。
まずはナポリタン。アルデンテって何ですか?ってくらい柔らかいナポリタン
こそ、喫茶店の代表メニューだろう。紙ナプキンでくるくる巻いたフォークが
出て来たっけ。

ハムだけ、チーズだけの、シンプルなハムトーストやチーズトーストもいいね。
勿論、コーヒーは厚手の白いカップで出て来るのだ。

そして、店の外にはショーウィンドがあって欲しい。メニューの見本の合間に、
コップに交互に頭を突っ込む鳥(?)の置物があったら言うことなしである。
それにしても、この鳥のような置物。正式にはなんという名前なんだろう。

あぁ…喫茶店に行きたいっ!今はどこもこじゃれたカフェばかりでつまらん。
昭和の匂いを漂わせた喫茶店、近所にあれば毎日でも行くのになぁ。

ここ数年、「昭和レトロ」とかでその年代の喫茶店を真似たカフェが出現して
いるが、それじゃダメなんだ。ずーっと営業を続けている、そんな喫茶店
いいなぁ。

紫のガラス扉の純喫茶でもいいけど。笑。

引き続き『ニジンスキーの手記 完全版』(ヴァーツラフ・ニジンスキー
 新書館)を読む。

いかん…引き摺られる。私が病んでしまいそうだ。汗。