薄っぺらな愛

ここは埼玉県草加市。特産品と言えば新幹線の移動販売でも売られて
いた「草加せんべい」である。販売時に「東京銘菓」って言われているの
を聞いて「埼玉だよ…」と小声で突っ込んでいたのだが。笑。

そんな草加市に新名物が登場した。その名も「草加小松菜チヂミバーガー」
だ。小松菜って江戸川区小松川の特産品だから小松菜って言うんじゃなかっ
たっけ?

草加市のお隣・八潮市の特産品であるのは知っていたが、草加市
そうだったのか。

余談だが、首都高の6号三郷線の八潮P.Aでは小松菜ストラップやら
小松菜あんぱんなるものが販売されている。ストラップはともかく、
小松菜あんぱん、話のネタに食べてみたいぞ。

さて、新名物である。どうやら先の大型連休中に開催された「埼玉県B級
グルメグランプリ」で優勝したそうな。どうりで最近、駅前でのぼりを見掛ける
ようになった訳だ。

ハンバーガーのパテの部分に小松菜を使ったチヂミが使われているのかと
思いきや。パテを挟むバンズ部分がチヂミなのだそうだ。

市内の数店舗で販売されているようだが、私は未だ口にしてもいないし、
見てもいない。あぁ…なんと薄い郷土愛なことか。

子供の頃から草加市と言えば、せんべいと松並木だけの町だと思って
いた。草加市も変化しているんだね。尚、やはり小松菜を使った「草加
小松菜せんべい汁」なるものもあるらしい。

ちなみに「埼玉県B級グルメグランプリ」なるものの存在も今回初めて知った。
実はもう8回目になるそうだ。埼玉県民としても失格かよ。汗。

ニジンスキーの手記 完全版』(ヴァーツラフ・ニジンスキー 新書館)を読み
始める。

実はこっちを読みたくて事前知識として『ニジンスキー 神の道化』を購入した。
かなり前にフランス語訳からの抄訳として刊行されたものは読んだのだが、
こちらはロシア語版からの完全版である。

フランス語訳版はニジンスキーの妻・ロモラが自分に都合の悪い部分は削除
して刊行しているそうだ。