Aアラート

希望の党の公約にある「花粉症ゼロ」ってどうするんだろう。
医学的には無理って事じゃなかったっけ?あれかな?花粉症を
発症している人を絶滅収容所にでも閉じ込めて「はい、ゼロに
なりましたっ!」ってやるのかな?

その希望の党代表の小池百合子さんは既に東京都知事としての
公務をキャンセルして国政政党代表としての仕事を優先している
らしい。どうするんでしょうか、10月21日からのパリ出張は。
翌22日が今回の衆院選の投開票日だよね。

一方、安倍晋三首相。街頭演説のなかで「国難」なんて言葉を
使ったものだから聴衆から「お前が国難だ」の野次を飛ばされる
始末。

この人、よっぽど野次に耐性がないんだな。国会でも野次を飛ばさ
れると激高するし、今回の衆院選へ向けての街頭演説は野次を怖がっ
て予定非公開。しかも、聴衆と安倍様の間には鉄柵でバリケード
築かれ、警察官を多数配置。安倍様を批判するプラカードが挙がれば
自民党の旗で隠されちゃう。

自民党の誰だかが言ってたな。街頭演説しても自然と人が集まって
来るのは小泉ジュニアだけ。安倍首相も動員だ…とか。動員を真に
受けて「手ごたえを感じた」とか勘違いしてないかなぁ。

Twitter上では安倍様の街頭演説出没情報は「Jアラート」ならぬ
「Aアラート」とか言われているし。街頭で見掛けたら、しゃがみ
込んで頭を抱えればいいんでしょうかね。

「会いに行ける国難」。我が街でもAアラートは発令しないだろう
か。演説を聞きながら大きなため息を吐いてあげるのに。

田中角栄を逮捕した男 吉永祐介と特捜検察「栄光」の裏側』
(村山治/松本正/小俣一平 朝日新聞出版)を読み始める。

朝日新聞NHKの記者3人が、「特捜の鬼」と呼ばれた吉永祐介と
ロッキード事件を中心に検察捜査について語った鼎談。