化けの皮

都議選で圧勝した都民ファーストの会から、早くも脱走者が。
そりゃそうだろうな。「議員同士の会食・会合禁止」とか「個別
にインタビューに答えるな」なんてやってるんだから。

個別インタビュー拒否の件では緑の狸・百合子ちゃんが会見で
「知らなかった」と言っていたが大いに疑わしい。希望の党でも
同じことをやっているんだから。

化けの皮がはがれるのに時間はかからなかったね。「排除します」
発言もそうだし、「出馬して下さい」と言っていた小泉ジュニア
に対して「キャンキャン言っている」とか。言葉の端々に嫌な感じを
漂わせている。

民進党の「トロイの木馬」前原は候補者の応援演説で「打倒、安倍」
みたいなことを言っているようだが、希望の党のどこが「打倒、安倍」
なんだ?政策に違いはないぞ。あるとしたら、取ってつけたような
原発ゼロ」くらいだろう。それも怪しいが。だって、百合子ちゃんは
核武装論者なんだから。

希望の党安倍自民党への対抗勢力ではない。希望の党が倒したい
のは護憲勢力だ。それが証拠に、えだのんや長妻さんなどの立憲
民主党の候補者に対抗馬を立てているではないか。

しかもお金がないから公認申請もしていない民進党議員に対して
「公認しました。つきましては公認料を支払ってね」と振込詐欺
のようなことまでしている。

緑の狸に騙されるな。「排除する。選別する」と公言している人間
は、有権者・国民に対しても同じことをするぞ。

豊洲も築地も、問題は何も解決していない。東京オリンピックだって
問題山積だ。都政さえまともに出来ない人間を国政政党の代表に
仰ぐ党に何が出来るか。よ〜〜〜く考えよう。

ヨコハマメリー かつて白化粧の老娼婦がいた』(中村高寛
河出書房新社)を読み始める。

映画「ヨコハマメリー」で監督としてデビューした著者が、映画を
作るためにひとりの老娼婦の足跡を追った記録。