金ならあるんだ

信子様が公務中に右足を骨折されたとか。う〜ん、心配。でも、
今後のご公務は予定通りに出席されるそうだ。

ご高齢の三笠宮両殿下はともかく、既に車いす姿の多くなった
私の火星ちゃんこと常陸宮殿下もご公務をされ、信子様も骨折
したままご公務続行。

これでも動かない東宮家って…。あ、2週間もご予定真っ白なのは
そもそもご公務の依頼がないってことか。

信子様、くれぐれもご無理なさらぬよう。心配だわ。

閑話休題

「シリア・イラクの難民の為に972億円の経済支援をします」

国連総会の演説で日本国首相・安倍晋三が表明した。その後の
記者会見で難民問題を聞かれたようだ。以下がその答え。

「そして今回の難民に対する対応の問題であります。これはまさに
国際社会で連携して取り組まなければならない課題であろうと思い
ます。人口問題として申し上げれば、我々は移民を受け入れる前に、
女性の活躍であり、高齢者の活躍であり、出生率を上げていくには
まだまだ打つべき手があるということでもあります。同時に、この難民
の問題においては、日本は日本としての責任を果たしていきたいと
考えております。それはまさに難民を生み出す土壌そのものを変えて
いくために、日本としては貢献をしていきたいと考えております」

う〜ん、頭が悪いのかな?移民と難民の区別がついてないのかね。
それとも一緒か?そういえば少し前に日本政府は「シリア難民を
受け入れるよ、ただし留学生として」なんて発表していたな。

そうして、この安倍晋三の発言が海外メディアで批判を浴びている。
難民受け入れより国内問題優先かよ…と。

あれだな、東京オリンピック招致のスピーチで東京都知事だった猪瀬
直樹が「金ならある!」みたいな内容を話していたのと変わらないな。

金は出すけど受け入れはしないって言っているのと一緒だよね。
難民受け入れこそ積極的平和主義につながるんじゃないかね?

なんかさ「ほら、こんなにお金を出しているんだよ。貢献しているで
しょ。褒めて」と言っているようにしか聞こえないわ。その金は国民
の税金なんだけどね。

恥かしい…。

『日本とドイツふたつの「戦後」』(熊谷徹 集英社新書)を読み始める。

同じ敗戦国として先の大戦から70年を経た日本とドイツ。物作りの国・
経済大国として復興を成し遂げた両国だが、歴史認識やエネルギー
政策等、大きな違いがある。

在ドイツ25年の著者が戦後ドイツの歩みを解説しながら日本の課題を
浮き彫りにする。