公安の常識

なんというおまぬけ。京都大学のキャンパスに侵入した私服警察官が、
大学生に怪しまれて3時間に渡って拘束された。

もうねぇ…公安でしょ。何をしているのかな?無断侵入を禁じている
場所へ許可なく入ったのは勿論だが、見るからに怪しい動きってさぁ。

日本の弘安のレベルってこんなものなの?それとも、この人だけが
能力がなかったの?

学生に混じってこっそり偵察するのがお仕事じゃないのかな。
これじゃジェームス・ボンドがスーツの背中に「007ですが、
何か?」と大書しているようなものだよ。

「大学の自治権だと?そんなもん、ねーよ。許可がなくても警察が
立ち入り出来るのがジョーシキ。京大は時代錯誤」(意訳)

公安警察の言い分だ。ほぉ、さすが国家権力。警察官ならなんでも
出来る・どこでも入れるってことですかね。

そこまで言うならもっとうまくやれよ。京大を批判する前に、
自分ところの職員の教育から始めましょう。

『わたしが出会った殺人者たち』(佐木隆三 新潮文庫)を
読み始める。

半世紀に渡り犯罪事件を取材して来た著者による回顧録