ご乱心以上

「今、北極海とかいろんなところでシロクマ、アザラシ、その他の生物
の大量死が続出していると、これはまさにその福島の影響であると
いうこととか」

細川の殿がインタビューでこんなことを言ったらしい。シロクマ…。
えっ!慌てて我が家のシロクマを見る。テレビの前でバランス
ボールと戯れてるじゃないかっ。

どうやら我が家のシロクマには影響がないらしい。おかしいな、
北極海より福島に近いところにいるんだけど。

殿のお話のネタ元はロシア国防軍の極秘資料なのだそうだ。
えっと…どこから突っ込もうか。ロシアは連邦軍なんだけどね。

そもそも、殿はこの極秘資料をどこから入手したのか。極秘資料
であれば、ペラペラしゃべったらまずいんじゃないか。プーチン
閣下に暗殺者を送り込まれるぞ。

殿、ポロニウムを盛られないようにお気を付けあそばせ。

冗談はさておき。これ、風評被害になるんじゃないかね。それに
こんなことを言ってたら反原発派がみ〜〜〜んな放射脳だと
思われるわ。やめてくれよ。「殿、ご乱心」どころの話じゃないよ。

あ…大量死しているのは、もしかして殿の脳細胞か?

『「黄金のバンタム」を破った男』(百田尚樹 PHP文芸文庫)を
読み始める。

日本人2人目のボクシングの世界チャンピオン、ファイティング
原田。今をときめく著者が、ファイティング原田を中心に、
1960年代の日本ボクシング界を描くスポーツ・ノンフィクション。

既に読むのが辛い。この人の小説は読んだことがないんだが、
これ…スポーツ・ノンフィクションと呼ぶには抵抗があるなぁ。汗