暗い時代がやって来る

パブリックコメントでは9割が反対。昨日の衆院通過前に行われた
福島県での公聴会でも有識者や自治体の首長のほとんどが
反対。

それなのに、特別委員会の強行採決された特定秘密法案は
衆議院本会議も通過し、参議院に送られる。

パブリックコメントも、福島県での公聴会も、単なるアリバイ作りか。
しかも、昨日の特別委員会での採決なんて安倍ちゃんが退席した
後だぞ。

そこにいろよ、通過させたいなら。逃げてるんじゃないよ〜。

この法案に関しては、蛇とマングースのような天敵の佐高信と
田原総一郎が同じ反対の側でものを言っているという珍しい
現象を引き越した。

フリージャーナリストたちは勿論のこと、日本ペンクラブをはじめ
とした表現者たちがこぞって反対している。

さぁ、良識の府である参議院はどんな結論を出すか。まぁ、通す
のだろうけれどね。ふんっ。

唯一の慰めは、与党側やみんなの党から造反者が出たことくらいか。
分からないのは日本維新の会。修正案では合意、でも採決は欠席
ってなんだ？さすが、ジャンク政治家集団。やることが不可解。

日本版NSCの設置も決まり、この法案が参議院を通り、例の最新技術
の軍用転換の研究機関が出来から、次は武器輸出三原則の撤廃か。

よしっ。いずれ国会前のデモに参加してこよう。見ざる聞かざる言わざる
にはならないぞっ！

引き続き『死刑』（森達也　角川文庫）を読む。