どんだけ〜

1500億円也。2020年開催予定の東京オリンピックの為の、
新国立競技場の建設費用である。

この金額、昨年の時点での予算なので建設資材の高騰などで
確実にこれ以上の金額がかかりそう。

観客収容人数8万人になるそうだ。8万人なぁ。オリンピックが
終わったら8万人も集められるイベントなんてあるか?

今の国立競技場の改修じゃ駄目なのかねぇ。確か1984年の
ロサンゼルス・オリンピックは既存施設を利用して、費用を
抑えたのじゃなかったか。

思い返せば長野冬季オリンピックなのである。オリンピック用に
建設されたビッグ・ハット。通年リンクになるのかと思いきや、
そうじゃなかったんだものなぁ。

東京開催決定後、猪瀬東京都知事が「便乗したインフラ整備は
いかん」みたいなことを言っていた。

そんなこと言っても絶対あるよ、便乗整備。それでなくても、
インフラが危ないって言われているんだから。

さて、東京オリンピックにかかる費用。便乗も含めて一体、いくら
に膨れ上がるんだろうか。

引き続き『「言論」が危うい 国家秘密法の周辺』(神奈川新聞社:編
 日本評論社)を読む。

総合電機メーカーは防衛産業でもあるんだよね。忘れがちだけど。