平成の無責任男
アメリカ国務省からの批判に過剰反応していた大阪市長の人。
今度は一転してお詫びどころか前言撤回である。カメレオン
みたいな男だな。
外国人記者クラブでの講演の冒頭で、用意して来た文章を
読み上げていた。この人はとことん、信念とかいうものとは
無縁なんだな。
そうして「従軍慰安婦が必要」と言ったことは「誤報」なのだそうだ。
んん?「従軍慰安婦が必要だったのは誰だって分かる」って言った
はずなのに。
日本は憲法で言論の自由を保障している。しかし、その言論には
もれなく「責任」というものが付いて回る。
言ったことは取り消せない。だから、私はこいつが政治家でいる限り
「日本人の中国での買・春はODAみたいなもの」との発言を絶対に忘
れない。
先日、ツイッターを見ていたら「橋下徹は政治家になったことを詫びろ」
と呟いていた人がいた。ふか〜く頷いてしまった。
既に求心力は失っていると思うのだが、いつまで政治家でいる気
なんだろう。マスコミにかまって欲しいだけなら、早々にタレントに
戻ってみたらどうか。
『アルメニア人ジェノサイド 民族4000年の歴史と文化』(中島偉晴
明石書店)を読み始める。
1915年から1916年にかけて、オスマン帝国内で少数民族であった
アルメニア人に対する大虐殺を軸に、アルメニアの歴史と文化を
追う。