私は反対ですが?
2020年の夏季オリンピックの東京招致の為、視察という名の
IOC委員の接待中の東京である。
数日前の猪瀬東京都知事の英語のスピーチは聞くに堪えなかった。
酷かったなぁ。まだ安倍ちゃんの英語の方がましだった。
アピールの為にレインボー・ブリッジや東京タワー、スカイ・ツリーが
五輪色にライトアップされた夜もあった。派遣先の最寄り駅である
中央区・人形町の商店街でも、五輪招致の旗が飾られていた。
今回の数日の接待…もとい、視察旅行、どれくらいの費用がかかって
いるんだろうな。前回敗れた招致活動の費用内訳もうやむやのまま
だったのではないか。
開催地になっても敗れても、ホクホク顔なのは電通なんじゃないか。
「日本国民全員が東京開催を望んでいる」みたいなことを猪瀬都知事が
噓を吐いていた。だって、少なくとも私は反対だもの。
東京都だけが開催費用を負担するならいいけど、国も出すのだろう。
それより被災地復興に先に使えよ。
そういえば慎太郎時代に「尖閣、買います」と言って集まった寄付金は
どうなったのだろう。うやむやですかぁ?
『カチンの森 ポーランド指導階級の抹殺』(ヴィクトル・ザスラフスキー
みすず書房)を読み始める。
1940年、ソ連(当時)西部に位置するモスクレンスク郊外の森で、
戦争捕虜だった約4,400人のポーランド人将校がソ連秘密警察
によって銃殺された。
後年、「カチンの森事件」と呼ばれる虐殺はいかにして行われ、
その事実が隠されて来たかを解き明かす。