嵐の予感
愛称は「パンチ」。アーサー・サルツバーガーが亡くなった。アメリカの
新聞「ニューヨーク・タイムス」の前発行人であり、前会長。
ヴェトナム戦争に関する国防総省の機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」
のスクープを巡って、アメリカ政府と戦ったのはこの人だった。
記事の掲載を中止するよう圧力をかけたニクソン政権に屈せず、その後
の記事差し止め訴訟でも勝利をおさめた。
享年86歳。権力に屈しなかった新聞人に敬意を表する。ご冥福を祈る。
合掌。
閑話休題。
第3次野ダメ内閣発足である。遂に入閣しちゃいましたか、真紀子ちゃん。
「人気のない内閣」とか、相変わらずの真紀子節は健在だ。
ひと波乱ありそうだけれどいいのかね。なんだか心配だ。台風17号並みの
嵐の予感がするのだが。
真紀子ちゃんを引っ張り出したところを見ると、相当な人材難だね民主党
は。大丈夫かな、日本政府。
『日本「怪死」事件史』(別冊宝島編集部 宝島社文庫)を読み始める。
その死が様々な憶測を読んだ著名人の死を巡る考察である。
俳優・田宮二郎が亡くなったのは子供の頃だった。猟銃自殺ってのが
とっても怖かった記憶があるぞ。