考慮せず

7月13日、ふたりの死刑囚の刑が執行された。このうちのひとり、
4人を殺害した西川正勝死刑囚は再審請求中だった。

再審請求中の刑の執行は異例だ。これは法務大臣があの阿呆の
金田だから?間近に迫った内閣改造と何か関係があるのか?

その金田法相は「再審請求中でも考慮しない」と発言していた
らしい。仮に冤罪だったとしたら誰がどう責任を取るんだろうか。

冤罪の可能性が高かった飯塚事件なんて、既に死刑が執行されて
しまっているんだが。

「日本の囚人2人の死刑が今朝執行されました。フランスはこの残酷で
効力のない刑罰である死刑に反対します」
ローラン・ピック駐日フランス大使

死刑執行当日の、在日フランス大使館のTwitter上での呟きである。
フランスはじめ、EU本部及びEU加盟各国が日本の死刑執行に対し
て反対の声を挙げている。

憲法改正より、刑法の見直しの方が先じゃないんですかね。

ナショナリズムの昭和』(保坂正康 幻戯書房)を読み始める。

1945年以前と以降。天皇制や国家の姿はどのように変わったのか。
昭和史の大家がナショナリズムをキーワードに昭和を分析する。

700ページ超だよ。いつ読み終わるんだろう…。