責任逃れの人々

外務省は3回も渡航中止を勧告したんですよ。それでもテロリストの
支配地に入ったのは、勇気ではなく蛮勇ですよ。

後藤健二さん殺害事件を受けての自民党・高村副総裁の発言だ。

は?外務省の責任回避かい?拘束された時は一切の公表をせず、
今になって「いや、思い留まるように言ったんですよ」ってさぁ。

大体、ヨルダンの現地対策本部って殺害予告の動画が公表される
まで何をしていたんですか?決まり文句の「情報の収集と分析」
ですか。

多分、政府が何をしていたかは永遠に公表されないだろう。
岸田外務大臣が「特定秘密保護法の対象になる可能性がある」
と言ってるんだもの。

自分たちの無能を隠す為にも使えるんだね、特定秘密保護法って。
なんて便利な法律でしょう。フンッ。

政府もどうかしているが、もっとどうかしているのが読売新聞。
「救出かけた首相歴訪」なんつー記事を書いている。

人質救出の為に中東へ行ったのなら、カイロでのあの演説は
なかったろうし、財界人引き連れてイスラエルに武器の売り込み
なんかせんだろう。

朝日新聞が「アカヒ新聞」なら、読売新聞は「ゴミ売新聞」だ
わよ。(-_-;)

『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件<ヘイトクライム>に抗して』
中村一成 岩波書店)を読み始める。

2009年12月4日、在特会によって行われた朝鮮学校への街宣活動。
学校と子供たちを守る為、法的処置に踏み切った4年間の闘いを
描く。