『血族』(山口瞳 文春文庫)読了。 心に引っ掛かていたことがあった。それは、空襲で失われて しまった1冊のアルバムだった。 早稲田大学の角帽をかぶった父、その父の上半身裸の後ろ姿を 写した写真。あと数葉、父の写真が続き、唐突に赤ん坊の頃の 著者の…
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